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内藤雄士×ベン・ホーガン

内藤雄士が一ゴルファーとして最も尊敬するのは「ベン・ホーガン」だと語る。
若いゴルファー達は馴染みが薄いかもしれないが、ベン・ホーガンは
全てのゴルファーの憧れだったし、ゴルフを科学した最初のゴルファーだと言える。

彼がいなければ、ゴルフスイングの動きを科学する(解説する)など、ハイ・スピードカメラの
登場を最近まで待たなければならなかったのでは・・・と思えるくらい凄い。

何が、凄いのか・・・・ホーガンの凄さは、自分のスイングを微細な部分まで把握していたことだろう。

今でこそ、ハイ・スピードカメラの出現でスイング中の身体の動きは細部にわたるまで
表現されているのだが・・・これは、あくまで動きの中の瞬間瞬間を画像として切り抜いているわけで、
意識してゴルファーがその形を作っているわけではない。

ホーガンはその自身のゴルフスイング中の自分の身体の動き・状態をイメージでほぼ正確に掴んでいたと思える。
この事がどれくらい驚異的か・・・・。
おそらくホーガンと言えども、血の滲むような練習を繰り返して自分のスイングを把握したのだろう。

天から与えられた才を持ちながら、誰よりも練習を積み重ねたホーガンその努力を続けられる「才能」を内藤は尊敬して止まない。

内藤がホーガンを意識するようになったのは、アメリカでのゴルフ修行中のことである。

当時、ゴルフインストラクターを目指し最先端の理論を学ぶためにアメリカに留学をしていた。
そこで出会ったコーチ達、プロゴルファー達殆どすべてのゴルファーがホーガンを神のように崇拝していた。
当然、内藤の中にもホーガンに対する興味が湧き上がり、書籍やビデオ等 ホーガンに関係する様々な資料を読み進む内に
いつしかどっぷりとホーガンに傾倒していくのである。

内藤が集めた資料によるとホーガンは、当時のゴルファーの中でも飛びぬけて練習熱心な選手であり。
たくさん練習することで人間性そのものも洗練されたものにすることができる考えていたようだった。

こういったホーガンのゴルフへ対する取り組みは、私達が知る、宮本武蔵の剣に対する取り組みと同じように思えてならなかった。